超 鏡 面 仕 上 げ

金属が本来持つ輝きを最大限に引き出す技術

超鏡面仕上げとは、バフ乾式研磨の後にバフ湿式研磨を施すことで、金属が本来持っている美しい光沢を最大限に引き出す研磨技術です。
鏡以上の輝きを生み出す、シバノ工業が最も得意とする技術で、世界各国の様々な企業様からご好評頂いております。

超鏡面仕上げの工程

シバノ工業の研磨には『塗装下地仕上げ』『アルマイト・メッキ下地仕上げ』『鏡面仕上げ』『超鏡面仕上げ』と4つの仕上がりがあります。『塗装下地仕上げ』『アルマイト・メッキ下地仕上げ』『鏡面仕上げ』は検査・研磨紙での研磨・乾式バフ研磨という3工程で仕上がるのに対し、『超鏡面仕上げ』は更にもう1工程、『湿式バフ研磨』が追加され、計4工程で構成されています。

  1. 1. 素材受入検査
  2. 2. 研磨紙による研磨
  3. 3. 乾式バフ研磨
  4. 4. 湿式バフ研磨

素材受入検査

対象:塗装下地仕上げ・アルマイト・メッキ下地仕上げ・鏡面仕上げ・超鏡面仕上げ

素材が入荷されると、まず素材の検査を行います。キズの有無や状態等をよく観察し、今後の工程での加工への影響を見極めます。長年の経験と実績で培った素材の目利き力が活かし細かな部分も見逃しません。これからの工程がスムーズに運び、且つ最高級の仕上がりになるための基礎の工程です。

研磨紙による研磨

対象:塗装下地仕上げ・アルマイト・メッキ下地仕上げ・鏡面仕上げ・超鏡面仕上げ

研磨の土台をつくる工程になります。前工程で見つかった、キズや素材の状態による凹凸を無くしこれ以降の工程で平均的な研磨が掛けられるように下準備を念入りに行います。研磨紙での研磨の出来具合で最終的な仕上がりが左右されるためシバノ工業の職人技はここから始まります。

乾式バフ研磨

対象:アルマイト・メッキ下地仕上げ・鏡面仕上げ・超鏡面仕上げ

バフ研磨は仕上げの工程になります。綿やフェルトなどの素材で作られた「バフ」に研磨剤を付けて、バフを回転させ表面を磨きます。シバノ工業では乾式バフの中に更に3つの工程があり、『荒研磨仕上』『中研磨仕上』『最終研磨仕上』と工程が進むにつれて平滑度が上がります。研磨剤とバフの種類の組み合わせで仕上がりが変わるため、各工程にそれぞれの技術と知識が必要になります。シバノ工業が誇る研磨技術を存分に活かす工程です。アルマイト・メッキ下地仕上げは『中研磨仕上』、鏡面仕上げは『最終研磨仕上』までの仕上がりになります。

湿式バフ研磨

対象:超鏡面仕上げ

超鏡面仕上げだけに加わる特別な工程になります。超鏡面仕上げへの最終段階です。バフを使ったバフ研磨には変わりありませんが、液体を使うため研磨時の熱を冷却できる特徴があります。日々磨き上げてきた職人技とシバノ工業独自の研磨剤とバフの組み合わせ方により平滑度・輝度を極限まで高め、最高級の鏡面へと仕上げます。

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